Photosynthの写真や点群データをダウンロードできる『SynthExport』

PhotoSynthは残念ながら、ダウンロードしてオフライン上で実行するということはできないようなのですが、写真や点群(point cloud)データはダウンロードすることができます。その写真や点群データを簡単にダウンロードすることができるソフト『SynthExport』を簡単に紹介します。
SynthExport – Home

上記ページ右側の『download』というボタンをクリックすると得られるzipファイルを解凍したフォルダの中に、『SynthExport.exe』というファイルがあると思うので、それをダブルクリックすると下記のような画面がでてくると思います。
SynthExport

ここのURLの箇所に、PhotosynthのコンテンツページのURL(例えば、先日公開されたはやぶさ2機体公開のPhotosynthなら、https://photosynth.net/preview/view/39edbee0-2290-494c-a4eb-b07c768014bc。以下、このURLで試した例)を入力し、右の『Load』ボタンを押します。すると、下記のように写真の一覧が表示されると思います。
SynthExport
ここで、右下の『Export…』ボタンを押すと、写真をダウンロードすることができます。

また、『Point clouds』タブをクリックすると下記のような画面になると思います。
SynthExport
ここで、右下の『Export…』ボタンを押すと、点群データをダウンロードすることができます。

試しに、作成したファイルをMeshLabというソフトで見てみると、下記のようになりました。
meshlab
あまりキレイではないですが、なんとなく点群データとしてダウンロードできたということがわかると思います(自分も、MeshLabの使い方はよく分かってないので分からないのですが、もしかしたらもっとキレイに見せれる方法もあるかもしれません)。

後は、上記のはやぶさ2のPhotosynth(というより、第三世代)では選択できませんが、『Cameras』というタブがあるのがわかると思います。これは、URLに入力したコンテンツが第一世代のPhotosynthの場合にのみ表示されるもので、撮影された写真に対するカメラの情報が書かれたCSVファイルを作成することができます。

上記の写真、点群データ、カメラ情報はPhotosynthの種類によってダウンロードできるものが異なり、どの種類がどの種類のデータをダウンロードできるのかということは、SynthExportのページの『Features』という箇所に書いてあります。簡単に訳してみると下記のような感じ。

写真 点群データ カメラ情報
第一世代(オリジナル版)
第二世代(パノラマ版) 六角形にした面のみ
第三世代(スピン)
第三世代(パノラマ)
第三世代(ウォーク)
第三世代(ウォール)

なお、第二世代(パノラマ版)については、写真をMicrosoft Research Image Composite Editor (ICE)で見れる形式で保存することができます。このソフトはパソコン上で複数の写真からパノラマ写真を作ることができるソフトで、このソフトからPhotosynthに投稿することもできます。

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