2019/07/09追記:
コメントでいただきましたが、最新版ではトライアル版をいれた端末でもコミュニティ版をいれることができるそうです。なので、この記事は情報が古いです。
確か昨年の10月後半のことなのですが、職場の自分の端末に勉強用のためにUiPathのコミュニティ版をインストールしようと思ったら間違えてトライアル版をインストールしてしまい、しかもそのままトライアル版のシリアルNoでアクティベーションしてしまいました。
しばらくしてトライアル版をインストールしてしまったことに気づき、ディアクティベーションしようと思いました。が、なぜかトライアル版にディアクティベーションするために必要な「regutil.exe」というファイルが見当たらず。そのままコミュニティ版をインストールしても、すでにこの端末にはアクティベーションしているからコミュニティ版では使えませんというようなエラーがでて使えずという状態になりました。
とはいっても、体験版はインストールして60日は使えるのでまあいいかと思い、そのままトライアル版を使ってUiPathの勉強をしていました。実際にUiPathが必要になるのは、12月の客先常駐案件だったためです(ただしその後、11月に1か月間、客先の炎上案件にいってほしいと言われたので、実際使ったのは数日程度です)。
1月に自社に戻ってきたのですが、UiPath Studioを起動してみると、使用期限切れで使えず(そりゃそうだ)。特に何か問題があるわけではないのですが、12月に常駐案件でいっていたお客さんから何か問題があったらメールするかもしれないと言われ、上層部からも機会があればUiPathについて知見などを共有してほしいといわれており、できたら会社の自端末でもUiPath Studioを動くようにしておきたいとは思っていました。
というわけで、なんとかしてコミュニティ版をインストールできないかと思って調べてみると、カスタマーサポートを通じてディアクティベーションしてもらったという人がフォーラムにいました(トライアル版ライセンスをディアクティベートしたい – 日本 / フォーラム – UiPath Community Forum)。なので、カスタマーサポート | UiPath株式会社に連絡することに。内容はほとんど上記に書いたことそのまま、「体験版を間違えてインストールしちゃったのだけど、知見を共有してほしいといわれているのでコミュニティ版をインストールしたいのでそのやり方があれば教えてください」という感じです。
そしたら、UiPath用のカスタマーサービス用のURLなんてものが届きました。Zendeskというサービスを使っているようです。こんなサービスがあるんですね。日本語版もあるらしい。知らなかった。
次の日に「Community Editionのご利用に際しては、弊社ライセンスサーバー上での設定が必要となります。」とメールが届きました。そのためには、ご利用端末のデバイスID及びライセンスコードが必要になるとのことなので、Zendeskにログインしたうえで、デバイスID及びライセンスコードを書いて送信(カスタマーサポートページでデバイスIDとライセンスコードを書く必要はあったのだろうか……)。
そうすると、何やらむこうのサーバでディアクティベーションしてくれたようで、「Community Edition利用に必要な手続きが完了いたしました」とメールが届き、試しにコミュニティ版のUiPathを起動すると、エラーが出ず起動できました。
ちなみに、スタッフからのメールには、無料体験版の期間延長(30日分)も申請書を書くことでできると書いてありました(申請書の内容次第っぽいですが)。コミュニティ版の利用には、利用規約により利用できない場合があるので、その場合は無料体験版の延長を検討してほしいとのことです。利用規約の抜粋までしてもらえて、親切な対応でした(多分、こういうサポート対応はよくあるんだと思います)。
というわけで、トライアル版を間違えてインストールしてしまった場合は、カスタマーサービスに連絡する必要がありそうです。UiPathのスタッフからすると何の得にもならず、無駄に時間をつぶしてしまうだけのような気もしなくはないですが……。
コメント
こんにちは。
最新バージョンのCommunity Editionは、一度トライアル版を使用した端末でも利用できるようですよ。
先日UiPathのカスタマーサービスの方から教えてもらいました。
おお! そうなんですか。
まあ、そういうことよくあるんでしょうね。
記事も追記しておきます。