2013年、買ってよかったWeb制作・プログラミング等の本

2013年も残す所後少し。というわけで、よそでもやっていそうな2013年に買ってよかった技術書(Web制作・プログラミング関連の本メイン)を10冊(+1)を紹介。紹介の順序は購入した順です。

Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ

Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus)
Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus)
今年の1月に買った本。毎年毎年、1月になると「今年こそはWebサービスを作る!」なんて思ってしまうので買ったような気がします(あいかわらず何も作ってないのですが)。
下準備、企画、設計、開発、プロモーションと運用についてそれぞれ章分けして書かれており、コレひと通りできるのであれば確かにそれなりのWebサービスが作れるだろうなとは思います。
ただ、いかんせん、サンプルがMACとPerkという自分には全く未知の分野だったので、理解するのに苦労しました(というより、多分ほとんど理解できてない)

フロントエンドエンジニアの教科書

フロントエンドエンジニアの教科書
フロントエンドエンジニアの教科書
2月に買った本。当時の自分の業務は、HTMLやCSSのコーダーや、プログラムを書くのもJavaScriptばかりだったので、買ってみました。
内容は、フロントエンドエンジニアがどういうものかということが一章で書かれており、その後にHTML5やCSS3、jQueryやスマートフォンサイト、さらにはWordPressサイト、レスポンシブウェブサイトのつくり方やWeb APIを使ったサイト、高速化手法まで幅広くかかれており、それでいて分かりやすく書かれています。特に、第3章のjQueryを用いたスライダーやライトボックス、パララックスサイトのアルゴリズムの説明とそのサンプルコードはありそうでなかったので、とくに勉強になります。
ネットで注文した後に、この書籍を書いたクロノドライブという会社のブログの、はてなブックマークコメントを見たのですが(はてなブックマーク – HTML/XHTML、CSSコーディング最安保障~クロノドライブ~)、それを見るとかなり悪い評判という印象を受けたので内容が心配したのですが、そんな心配が嘘なようにすごい良書でした。
まさに、『フロントエンドエンジニアの教科書』だと思います。個人的に、今回紹介する中では一番のオススメです。

コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法

コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus)
コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus)
4月に買ったプログラミングの歴史についての本。といったら語弊があるかもしれないけれども、自分はそのような印象を受けました。
具体的にいうと、関数や型やデータ構造などの概念がなぜ生まれたのかを書いている本です。
様々なプログラミング言語での記述サンプルが書かれており、いったい著者はどれだけのプログラミング言語を知っているのだろうと感嘆します。

HTTPの教科書

HTTPの教科書
HTTPの教科書
6月に買った本。正直、ネットワーク分野には疎い自分。HTTPについてもまだまだ分かってない部分があったので買ってみました。
またまた『教科書』とついている本だけあって、HTTPのことについて幅広く、分かりやすく書かれています。ステータスコードやHTTPヘッダーについての記述はもちろん、BASIC認証やSSLクライアント認証のような認証技術から、SPDYやHTTP2.0などの最新の次世代HTTPと言われるプロトコル、はてはWebへの攻撃技術まで幅広く書かれています。
特に個人的に面白かったのが、第9章の『HTTPに機能を追加するプロトコル』と第11章の『Webへの攻撃技術』について。見聞きしたことぐらいはある言葉が分かりやすく書かれており、ためになりました。攻撃技術なんて、自分は思っていた以上の種類が書かれており、会社で作成しているウェブサイトのチェックにつかえました。

プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう!

プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう!
プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう!
7月に購入したプログラミングをする際の考え方についての本。
C++で書かれているのでC++の勉強にもいいかもしれません。
先頭再起と末尾再帰では先頭再起のほうがいいというのは、なるほど。と思った。けど、実際に業務で書いた再起は末尾再帰になってしまったという・・・。
演習問題がついてるので、その演習問題をやることによってさらに勉強になるのだろうけど、すみません。自分はやってません・・・。

開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質

開眼!  JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
7月に買ったJavaScriptの、主にオブジェクトについての本。
JavaScriptが「どのように」「なぜ」動作するのかということが書かれており、JavaScriptに関する疑問や注意事項について簡潔に書かれています。
JavaScriptを少し勉強した、初級者~中級者向けの本だと思います。自分はまだまだ初心者なのでついていくだけで大変でしたが、なんとなく内容をつかむことはできたと思います。
ただ、ここに書いてある内容どおり使いこなせるようになるのは、まだまだ先です・・・。

絶対わかる! TCP/IP超入門 改訂版

絶対わかる! TCP/IP超入門 改訂版 (日経BPムック)
絶対わかる! TCP/IP超入門 改訂版 (日経BPムック)
7月末に購入したTCP/IPだけでなく、ネットワークプロトコル全体について書かれた本。
ネットワークについては、大学時代に単位を落としてしまったぐらい実はよく分かってないのですが、この本でひと通りのことが書かれています。
ただ、今の自分にはまだまだ分からないことだらけということは否めません。
それにしても、こうやって見ると、7月はいろいろ買ってしまっている・・・。

HTML+CSSデザイン|基本原則、これだけ。【HTML5 & CSS3対応版】

HTML+CSSデザイン|基本原則、これだけ。【HTML5 & CSS3対応版】
HTML+CSSデザイン|基本原則、これだけ。【HTML5 & CSS3対応版】
8月に購入したHTML5とCSS3についての本。
基本的なスタイリングから、レスポンシブウェブデザインやCSS3のアニメーション設定方法と、基本的な手法から最近流行りのWEB制作手法まで幅広く書かれています。
特に、HTML5のコンテンツモデルについては曖昧にしかよく分かってなかった自分にはためになりました。

実践Webデザイン jQuery+CSSフレームワークでサクサクつくる「動き」と「仕掛け」

実践Webデザイン jQuery+CSSフレームワークでサクサクつくる「動き」と「仕掛け」
実践Webデザイン jQuery+CSSフレームワークでサクサクつくる「動き」と「仕掛け」
10月に購入した、jQueryプラグインとTwitter Bootstrap(バージョンは2)についての本。
一応、コリス | サイト制作に関する最新の情報をご紹介というブログのRSSを購読してることもあって、ある程度最近のjQueryプラグインについては分かってるつもりではあったけれども、それでもここに書かれているjQueryプラグインは目からウロコだった。
特に、『jmpress』というプラグインに驚愕。でも、これはすごすぎて使いドコロが難しいような気はします。
ただ、個人的にはもう少し仕組みについても書いてあったらよかったです。

データサイエンティスト養成読本 [ビッグデータ時代のビジネスを支えるデータ分析力が身につく! ]

データサイエンティスト養成読本 [ビッグデータ時代のビジネスを支えるデータ分析力が身につく! ] (Software Design plus)
データサイエンティスト養成読本 [ビッグデータ時代のビジネスを支えるデータ分析力が身につく! ] (Software Design plus)
10月に購入した本。会社で急遽、統計に関する仕事をやることになったので購入しました。
データサイエンスに関する基本的なことが幅広く書かれている本です。データサイエンスについて全く理解してない自分には、『特集1 データ分析実践入門』が役にたちました。今でもRで分からないことがあればページを開くことがしばしば。
ただ、いろいろなことを細々と書かれてあるので、分かりにくい部分も多いです。

なお、同時期に下記の本も購入しました。
とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) ―データ分析のはじめかた―
とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) ―データ分析のはじめかた―
小説形式でデータサイエンス(主に回帰分析)について書かれて本です。
Rを用いた説明となってるので、Rの勉強にもなります。ちょうどRで重回帰分析についてやりたいところだったので、この本は個人的にかなり役にたちました。
箱ひげ図の見方や、カテゴリー変数、t値やP値の意味について全くもって理解できない(というより知らない)自分だったのですが、この本を読んでよく分かりました。

12月にもjQuery最高の教科書という本を購入したのですが、まだ読めてません。来年の似たようなエントリーを書くことがあれば入れます(入れれるような本であってほしいという願望ですが)。

こうやって見ると、買って読んだ本の割に、あまり成長できていない気が・・・。2014年は中途半端なインプットだけではなく、アウトプットにもいかしていきたいところです。

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